chapter3 涙 Rei Ⅲ

第16使徒アルミサエルとの戦闘中、身体を使徒に浸蝕されたレイは、使徒を取り込んだまま自爆を選ぶ。
(泣いているのは、私?)

爆心地にはなにも残っていなかった。

その頃、戦術課長ミサトは、使徒がここに攻めて来る理由と、このプロジェクト、「人類補完計画」の核心に迫ろうとしていた。

セカンドインパクトは天災ではなかった。
ゼーレとゲンドウが、南極に眠っていたアダムをロンギヌスの槍で胎児化させようと試みて、アダムを目覚めさせたことにより、莫大なエネルギーが放出されたものだと知る。

本来であればすべての生態系が消失するところだったが、槍がすぐに抜かれたため、およそ半数の生命は消失を免れる結果となった。

裏死海文書に記された生態系のリセットは、アダムあるいはリリスの覚醒によって発動する。
アダムが退化してしまった今、第二使徒リリスの覚醒が生態系リセット(サードインパクト)の鍵となる。

ミサトはジオフロントの深層部(ターミナルドグマ)へ侵入し、アダム用ロンギヌスの槍で磔にされた、リリスの姿を目の当たりにする。

使徒がここに攻めて来るのは、リリスに接触し、サードインパクトを引き起こすためだった。
リリスがここに眠っていたために、NERV本部をここに置いたのだ。

使徒に先んじて、自分たちで生態系リセットを発動させ、その向こう側へ人類を存続させることが「人類補完計画」の全貌だった。

零号機は退化したアダムの遺伝子から造られ、初号機はリリスの遺伝子から造られている。
リリス用の槍を用いることで、初号機はサードインパクトのトリガーとなる。

綾波は、碇ユイとアダムの遺伝子から培養されたクローンだが、そのままでは身体に魂が宿ることはなかった。
あまたの実験の結果、「リリスの魂」を封入した1体のみが「人」としての意識を持つことに成功した。

綾波はアダムの遺伝子と、リリスの魂を持つことから、第一始祖民族として自ずと向こう側に送られる。
そして、最終民族「第十八使徒リリン:人」であるシンジに、人類存続の望みが託された。

なぜシンジなのかと言えば、初号機との最も高いシンクロ率のためと言わざるを得ない。

計画では、シンジに何も告げずに生きたいと願わせることで、現生態の継続を図っていた。
しかし、ミサトはシンジにこの事実を告げて、彼に選択の余地を与えようと考える。

そして今、リリスの魂を宿した3人目の綾波が、バックアップされた時の年齢と記憶を持って目覚めた。


「レイが生きていた」

その知らせを聞いたシンジは病院へ急ぐ。
オリエント工業 アンジェ 沙織 バスト大
しかし、レイはシンジを知らない様子だった。

「覚えてないの?」
オリエント工業 アンジェ 沙織 バスト大
「知らないの。たぶん私は3人目だと思うから」

(クローン!)
レイの部屋で彼女を抱いた時、身体に傷がなかったことを思い出す。
(あれは、2人目だったのか)

シンジは黙って3人目のレイを抱き締めた。

レイを寝かせると、検診衣を脱がす。
オリエント工業 アンジェ 沙織 バスト大
(初めての身体。知っている身体)

以前と同様に、舌でレイにオルガズムを迎えさせる。
オリエント工業 アンジェ 沙織 バスト大
(この綾波は、あの綾波とまったく同じなんだろうか)

恐る恐る自分のプラグをインサートするシンジ。
オリエント工業 アンジェ 沙織 バスト大
(違う! この子の方がいい!)

その快感に自ずとピストンを強めるシンジ。

「あっ! あっ!」
オリエント工業 アンジェ 沙織 バスト大
シンジは夢中でレイを突いた。

「綾波は3人目なんかじゃない! 綾波は、1人しかいない!」

やがてシンジはレイの中で果てる。
オリエント工業 アンジェ 沙織 バスト大
記憶は同じでも、慣れていないレイの身体は、まだ感度が低かった。

レイが小声で言う。
「気持ち、よかったよ」


ミサトから呼び出されたシンジは、技術開発員リツコに銃口を向けたミサトと合流する。
ミサトは、リツコにNERVの中枢であるセントラルドグマへと案内させる。

道すがら、ミサトはシンジに自分の知り得たすべてを告げる。
動揺しながらも半信半疑のシンジ。

そして、シンジがそこで見た物は、失敗したユヴァ―の残骸と、水槽を漂う無数のレイの入れ物だった。

その真実に、シンジの精神は崩壊した。

予告:Last chapter 終わる世界 Do you love me?
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