順調物語

はじめに
ラブドールを使った連載娯楽ストーリーです。(一部セクシーあり)
この物語はフィクションです。

第一話「出会い」

春先の穏やかな日。
昼食を済ませた俺は陽気に誘われて散歩していた。

俺は郊外の小さな駅に隣接した商店街で、親の跡を継ぎ、こじんまりとしたショップを一人で経営している。
親は2年前に旅行中の事故で二人揃って他界。
遺してくれた保険とショップ兼自宅のおかげで、悠々自適な生活を送っている26歳の独身だ。

あてもなくのんびり歩いていると、見慣れたはずの街並みが妙に新鮮に見える。
坂道に差し掛かったところで、ふと目の前の景色に足を止めた。

その子はゆるやかな坂の途中に佇んでいた。
木偶の坊 座りG + Dollwig cute
見慣れない子だが、どこか人懐っこさを感じさせる子だった。

化粧っ気はなく、髪もぼさぼさだし、服も洒落っ気のない水色のシャツだ。
ただ、その佇まいや背格好、雰囲気が自分の心の溝にすっぽり嵌るような気がした。

俺「なにしてるの?」
気付くと無意識に話しかけていた。

その子「なに?」
木偶の坊 座りG + Dollwig cute
その子はこちらを見るでもなく聞いた。

目線の先に生け垣があり野草が花を付けていた。
俺「あ、ああ。花を見てたんだね」
その子「・・・」

まずいと思った。
自然と声を掛けたが、これでは不審者だ。
柄にもないことをしてしまった。

俺「こ、この紫のは夕化粧。昼過ぎに咲くからそう呼ばれるんだよね」
この場を打開すべく無駄に饒舌になる。
俺「えーと、こっちの白いのは春紫苑。歌にもなってる花だ」

その子「あ!」
木偶の坊 座りG + Dollwig cute
やった、食いついた。

にこっと笑う俺。
俺「かわいい花だよね」

その子は初めてこっちを見た。
木偶の坊 座りG + Dollwig cute
俺「なんで男のクセに花に詳しいんだって顔してるね」

その子は図星をさされたと言う顔だった。
俺「だって、俺、花屋だもん」←ご都合設定
驚きの表情に変わるその子。

俺に少し関心を持ってくれたように思えたので、調子に乗って畳みかけた。
俺「証拠をお見せしましょうか? 俺の店、このすぐ近くだから」
親指で店の方向を指してみる。

するとその子は小さくうなずいた。
俺「こっち」

歩き始める二人。

つづく
(二人の関係:その子 - なに?)
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