第七話「プロポーズ」

※ 「俺」の名前〇〇には、好きなお名前を入れてお読みください。

日曜日、午前中にジュエリーショップで指輪を買った。
以前、薬指にぴったりだと言っていた輪ゴムのサイズにしてもらった。

会ってくれるだろうか?
誤解は解けるだろうか?

不安しかなかったが、誠心誠意ぶつかるしかないと思った。

午後1時、初めてれいみの家を訪問した。
(ピンポーン)

「はーい」
木偶の坊 座りG + Dollwig cute
ゆうみちゃんが出迎えてくれた。

ゆうみちゃんの手配で、ご両親やお姉さんも家にいてくれた。
軽くご両親とお姉さんに挨拶して、2階のれいみの部屋へ向かう。
重苦しい空気に、逃げ出したくなった。

(コンコン!)
俺「俺だけど、れいみさん、話をさせてもらえませんか」
反応はなかったが、この場を立ち去れる空気でもなかった。

3分ほどの沈黙が続いたのち、静かにドアが開く。
木偶の坊 座りG + Dollwig cute
れいみは落ち着いているように見える。

俺「れいみさん、あの、会ってたのはお姉さんで・・・」
れいみ「うん・・・、あのあと、SNSでお姉ちゃんだってわかって・・・」
誤解が解けていたことにホッとした。

俺「お姉さんは、れいみさんを心配して・・・」
れいみ「うん、わかってる・・・」
不安が解消され、俺の心は静まり返った池のように平静を取り戻した。

俺はポケットからそっと指輪を出した。
指輪
俺「れいみさん・・・、俺と、結婚してください」

れいみ「・・・私で、いいの?」
俺「れいみさんじゃなきゃダメだ」

れいみは指輪を受け取り、左手の薬指にはめた。
それをこちらに見せながらこう言った。

れいみ「〇〇さん」
木偶の坊 座りG + Dollwig cute
れいみが初めて俺の名前を口にした瞬間だった。

れいみは泣きながら俺に抱きついてきた。
俺はれいみを受け止め、きつく抱きしめた。


しばらくして、2階から降りた俺とれいみは、あらためてご両親に挨拶した。

俺「れいみさんを、僕にください」
両親「よろしくお願いします」

二人は晴れて婚約した。

つづく
(二人の関係:れいみさん - 〇〇さん)
ホーム