写真のことをまったく知らずに、ドールお迎え後に撮影を始めたあいあいです。

もういいだろってところまで、撮影機材を揃えたように思います。
今日は、撮影機材にまつわる諸々で、最近自分が勉強になったなーっと思う事柄をまとめます。

もくじ
1、フード
2、バッグ
3、クローズアップレンズ
4、焦点距離

以上についてビギナー向けの豆知識的な内容です。

1、フード


レンズフードの第一の目的は、直接レンズに差し込んだ光が、レンズ面に反射し「フレア」と言う不要な映り込みになるのを防ぐため、ギリギリまで入射光をカットすること。
レンズフレア(フリーイメージ)
次に、撮影時にレンズにホコリや水滴などが付着するのをガードする目的。
さらに、誤ってレンズに直接触るのを防いだり、衝撃が加わるのを緩和すると言った目的でも有効です。

今回手に入れた3本の単焦点には、それぞれ専用フードがあるのですが、その前に3本のレンズ、28mm,50mm,100mm,それぞれ設計や発売年が異なることによる違いを知ったので軽く記述します。

フォーカスの違い。
キャノン単焦点レンズ

最短撮影距離までピントリングを回します。
キャノン単焦点レンズ

・EF28mm F2.8 IS
インナーフォーカス:前から見た時、中のレンズ群が動いてピントを合わせるので、長さが変わらない。

・EF50mm F1.4
全群繰り出しフォーカス:光学ブロック全体を前後させてピントを合わせるので長さが変わります。

・EF100mm F2
リアフォーカス:マウント側から見た時、中のレンズ群が動いてピントを合わせるので、長さが変わらない。

同じように見えて、色々違うわけですね。
ちなみに、いずれのレンズも、前玉が回転すると言うことはありませんでした。


専用フード

28mm用フード:鏡筒前面に専用の爪を設け、回転させてハメる(bayonet:バヨネット)方式で、ロックボタン付きの花形フード。
EW-65B

EF28mm F2.8 IS USM
最近の設計で、かっちりハマって動かないフードです。
花形フードのメリットは、フレームに合わせて影響のない部分だけフードを迫り出し、不要な入射光を効果的にカットできる点です。

50mm用フード:バヨネットで回し入れるタイプの丸筒フード。
ES-71Ⅱ

EF50mm F1.4 USM
ボタンの類のない1枚モノの簡単なフードですが、定位置で固定されます。
50mmなら花形の方がよさそうですが、設計が古いために丸型なのでしょう。

100mm用フード:鏡筒前面に爪ではなく「溝」が切ってあり、フード側のボタンで上下する爪を引っ掛けて止める丸筒フード。
ET-65Ⅲ

EF100mm F2 USM
4つの爪が溝にハマっているだけなので、簡単にくるくる回ります。
最も設計が古いだけに、ボタンのある構造ながら、使いにくい印象でした。

年代による、技術の進歩を感じますね。
なお、上記3つのフードは、いずれも前後を逆にして、レンズを保護するように取り付け、収納できるようになっています。


さて、レンズの扱い方の注意点も書いておきます。

〇:レンズを置く時は、リアキャップをハメたマウント側を下にするのが基本。
キャノン50mm
これはマウント部がレンズで一番強度を持たせているからですね。

△:止むを得ない場合は横。
キャノン100mm
長玉など、転倒の可能性があるものは横に寝かせてもいいのですが、この状態で荷重や衝撃が加わわると、鏡筒を傷めて不具合の原因になる可能性があるそうです。

×:良くないのは、前玉を下にして置くこと。
レンズは前玉を下にして置かない
50mmなどの全群繰り出しでは、カムを傷めたり光軸ズレの原因にもなりますし、前玉に擦り傷を作る原因にもなります。
インナーフォーカスタイプでも、前玉に衝撃が加わると光軸が狂いやすいので、前玉を下にするのは極力避けた方がいいそうです。

それと、レンズのピント位置は、∞側いっぱいまで回して保管する方がいいとのこと。
全群繰り出しでは、最もレンズを奥に収納した状態になります。
また、AFレンズは、遠方AF時に一度∞位置を通り過ぎて戻る動作をするため、∞位置に余白を設けてあるそうです。
そのため、長期保管で∞の外側にクセがついても、AF時に引っ掛かりを生むことがないとのこと。

それらを踏まえて、撮影機材をバッグに収納する時の注意点を記述します。

2、バッグ


撮影機材の保管は、防湿庫で湿度40%前後に保つのがいいそうです。
防湿庫
小型の物なら8000円ほどからあるので、用意してもいいのですが、電気的に湿度を調節するので電気代がかかります。

個人的に電気を使うことに抵抗があるので、バッグでの保管としました。
トラブルが起きたら買い替えと割り切ることにします。

28-300Lのレンズを手に入れた時、バッグで保管したいと相談し、アルミケースを購入しました。
アルミケース収納例
これに「HAKUBA 防カビ 防湿剤 カビストッパー」を入れて、定期的に交換するスタイルです。

今回単焦点3本もバッグで保管したいのですが、アルミケースは場所も取るので、ガジェットバッグを用意しました。
キャノン コリア ガジェットバッグ
キャノン コリアの販売で中国製。(逆輸入ですが、お安くて手頃でキャノンの文字入りでしたので^^;)

仕切りはこんな感じ。
キャノン コリア ガジェットバッグ

入れてみました。
ガジェットバッグ カメラ収納例
身体に触れる側を背、外側を前とします。
重い物は、できるだけ背に寄せます。
カメラを入れる時は、三脚取付に耐える強度を持たせた底面を下にするのが基本です。
カメラを左側にしたのは、心臓部であるセンサーやレンズをできるだけ内側にするためです。
重さを考慮して、100mmを背、28mmを前に入れています。

運搬はこれで問題ないと思いますが、防湿剤を入れても、さすがにこの状態での保管は心許ないので、何か湿気対策を講じようと思います。

3、クローズアップレンズ


Canon クローズアップレンズ 500D 58mm を購入
Canon クローズアップレンズ 500D 58mm

ステップアップリングで過去資産の72mmフィルターも使えるようにしました。
58→72mmステップアップリング

キャノンの500Dは、度数+2相当のクローズアップレンズで、通常1枚の凸レンズのところ、2枚合わせにして周辺部の収差を補正した高性能レンズです。
ちなみに500の数字は、元レンズのピント位置を∞に合わせた時に、センサー面から500mmの位置にピントが来ると言う意味です。
そこから近接側にピントを合わせることで、より至近距離の撮影が可能になるわけです。

一般のクローズアップレンズのナンバーと最長撮影距離
+1:1000mm +2:500mm +3:330mm +4:250mm +5:200mm +10:100mm

なお、最短撮影距離は、元レンズの最短撮影距離次第とのことです。
EF50mm F1.4 の場合、最短撮影距離45cmで、500D装着により最短30cm前後まで寄れるようになりました。

裸眼状態と、HAKUBAのNo.2(+2)、Canon 500Dを比較してみます。
いずれも絞りをF22まで絞って、最短距離で撮影してあります。

EF50mm F1.4 裸眼
EF50mm F1.4 最短撮影

HAKUBA No.2
EF50mm F1.4 +ハクバクローズアップレンズNo.2

Canon 500D
EF50mm F1.4 +Canonクローズアップレンズ 500D

キャノン500Dの方が、ハクバNo.2より少し寄ることができました。(ステップアップリングの影響かも知れません)
特筆すべきは、500Dの歪曲収差(わいきょくしゅうさ:被写体の相似値より、画像が樽型や糸巻き型に歪むこと)がきれいに補正されている点。

平面を複写するような使い方だと、絶対的に500Dの方が相似性の高い画像を得られるわけですね。
ただ、樽型に歪みはしますが、周辺部の解像度や色収差の少なさで、ハクバNo.2も優秀なクローズアップレンズと言えそうです。
ハクバ クローズアップレンズNo.2
花や模型の接写であれば、安価なハクバのレンズでも、実用十分な性能ではないでしょうか。

4、焦点距離


焦点距離(しょうてんきょり)とはなにか
焦点距離
焦点距離とは「レンズから受光面までの距離」と説明されますが、レンズのどこからなのでしょうか?

単レンズの焦点距離は、無限遠の位置(∞)から、平行に入射した光が、主点を中心に屈折し、結像する(焦点を結ぶ)までの光軸上の距離。
単レンズの焦点距離
1枚のレンズには必ず主点があって、複数のレンズで構成される光学ブロック全体の主点を第二主点と言うそうです。

撮影レンズの焦点距離とは、第2(光学系の)主点から焦点までの距離
撮影レンズの焦点距離
撮影レンズは、焦点(受光面)位置が決められていますから、第二主点を移動させてピントを合わせるわけですね。

おおまかに言えば、「焦点距離」はレンズ(光学ブロック)の形状によって決まり、「ピント」は主点の位置によって決まると言うわけです。

レンズの仕組みを知っておくと、撮影時に最適な機材を選びやすくなりますね。

以上、ビギナーあいあいが、2019年5月に学んだ撮影機材のあれこれでした。
キャノン フルサイズ デジイチ
この情報が、誰かひとりだけにでも参考になれば幸いです。

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