Nighty doll

ラブドールを楽しむブログ Author:あいあい

銀シ可鉄道999

(創作)銀シ可鉄道999(1/4)

創作劇場05「銀シ可鉄道999(ぎんしかてつどうスリーナイン」

はじめに
この物語は松本零士氏のコミックス作品をモチーフとして、まったく別のストーリーを描いた同人作品です。
この物語はフィクションです。

登場人物
メーテル 18歳
木偶の坊 座りG + Dollwig cute

Chapter1 Megalopolis

時に西暦2217年の年の瀬。
天涯孤独な身の上で、メガロポリスのスラム街を根城にしている俺は18歳になったばかり。
来年からは強制労働が課せられる。

吹雪の夜、俺の前にメーテルと名乗る女が現れた。
木偶の坊 座りG + Dollwig cute
「永遠の命を手に入れて、自由に生きてみない?」

永遠の命もいらないし、自由も別にほしくない。
が、政府の強制労働からは逃げたかったので話を聞いた。

メーテルは終着駅まで護衛してくれれば、地球から250万光年離れたアンドロメダとの間を自由に行き来できる、銀シ可超特急999の無期限パスをくれると言う。

このきれいな子と旅ができる上に、運行中の衣食住提供、停車駅での必要経費まで支給してくれるそうだ。
この厚待遇、断る理由が見つからない。即答で申し出を受け入れた。

Central Station
駅
西暦2218年1月1日の0時00分が999の発車時刻だ。

発車まであと20分。

駅に入ったのも初めてなら、銀シ可鉄道を間近で見るのも初めてだった。
映画版999プラモデル
車両は発展途上星でのカムフラージュとして、250年も前の機関車に似せた外観としながらも、最新の技術を結集させた、銀河間軌道専用の高速移動装置なのだそうだ。

俺たちを乗せた汽車は、ゆっくりと走り出した。

メーテルは俺と同い年の18だと言う。
木偶の坊 座りG + Dollwig cute
密かにこの子との関係を期待した。

汽車はレールを離れ宇宙へ向かう。
劇場版999プラモデル
煙や蒸気はホログラムで、実際には楕円形のシールドに包まれたカプセルのようなものだ。

999は各所にある亜空間トンネルで時間短縮を図るが、それでも終点まで片道2年を要する。
地球に戻れるのは早くて4年後の2222年。

窓からメガロポリスが見える。
空撮夜景
何もいいことがなかった星だが、しばらく戻れないと思うと感慨も一入だ。

地平線に太陽が昇る。
劇場版999プラモデル
この先、何が待ち受けているか楽しみで仕方ない。

メーテルに促され寝台車へ行く。

扉に鍵を閉めたかと思うと、いきなり俺を突き飛ばすメーテル。
(ドン!)
「なっ!?」

「これが本当のあたしよ!」
木偶の坊 座りG + Dollwig cute
「えっ!?」

ワンピースの下はセクシーなランジェリーだった。
木偶の坊 座りG + Dollwig cute
突如のエロスだったが、俺の股間はビビッドに反応する。

「でかくしてんじゃないよ」
いきなりそこを鷲掴みにされた。
SMの類に興味はなかったが、目指すゴールへ行けるなら、どんなルートでも構わない。
彼女のSM趣味に付き合おう。

「メ、メーテルさま・・・」
「気安く名前を呼ぶんじゃないよ、このブタ野郎!」
「はい! 済みません」

「あたしを満足させるんだよ」
木偶の坊 座りG + Dollwig cute
ヤる気満々でズボンに手をかけた。

次の瞬間、いきなり頬を張られる。
(パーン!)
「うっ!」
「なに汚い物出そうとしてんだ! 舐めるんだよ!」

殴る蹴るはさすがにごめんだ。
言われるまま彼女のアソコを舐める。

次第に気持ちよくなったのか、メーテルは甘い声を漏らした。
「あふん」

俺は舌でクリを左右に揺さぶった。
木偶の坊 座りG + Dollwig cute
「あ、イきそう・・・」

艶めかしい声に、俺の股間もはちきれんばかりに膨らんでいた。

「あっ! あっ! イっちゃう!」
その声に呼応して舌を激しく動かす。

「イくっ! イくイく! あ・・・あうっ!!!」
木偶の坊 座りG + Dollwig cute
メーテルはビクンビクン痙攣している。

彼女がイくのと同時に、俺はズボンを穿いたまま果てた。
「イっちゃったよ・・・」
ズボンの股間に情けないシミが広がる。

「あら、あなたもイっちゃったのね」
木偶の坊 座りG + Dollwig cute
メーテルはくすっと笑う。

屈辱だったが、終点までは2年ある。
(絶対手懐けて、必ずブチ込んでやる・・・)

こうして、アンドロメダを目指す俺の旅が始まるのだった。
Andromeda

車掌「次の停車駅は、グレープバレー、グレープバレーに停まります」
土星の衛星タイタン
2/4へつづく
ホーム

(創作)銀シ可鉄道999(2/4)

Chapter2 Titan

汽車は1つ目の停車駅グレープバレーのあるタイタンに近づく。
衛星としては木星ガニメデに次ぐ大きさで、土星の衛星では一番大きい。
土星の衛星タイタン
100年掛かりで環境を地球化し、緑生い茂る星になっている。

宇宙連合はその功績を称え、この星では何をしても罰せられない「楽園法」を制定した。
そのため、999乗客は不要の場合外出しないのが慣例となっている。

999はグレープバレー駅に停まった。
劇場版999プラモデル
重力は地球の1/2だが、気圧・気温ともに快適だ。

メーテルは用事があると言って999を降りる。
木偶の坊タイプG+Dollwig cute
この星での停車時間は、地球時間で15日と22時間41分。

護衛する契約なので後を付いて行くと、待ち構えていたかのように盗賊がメーテルを連れ去った。
「メーテル!」
慌てて追い掛ける俺に盗賊が銃を向ける。

(バーン!)
胸を銃で撃ち抜かれた。

目を覚ますと普通の家にいた。
ウッドハウス天井
撃たれたはずの胸を見ると傷はない。

若い女性が近寄る。
木偶の坊タイプG夏音
「目が覚めました?」

「あいみ」と名乗るその人は、駅前でプチホテルをやっていて、時折盗賊に襲われた人の介抱するのだと言う。
傷を手当してくれたのかと聞くと、運んで寝かせただけだと答える。

銃の出力が弱かったために、気絶だけで済んだようだ。
盗賊について尋ねると、ゆるい運河を上流に行ったところにアジトがあると教えてくれた。

「これをお持ちください」
コスモドラグーン
全宇宙に5挺しかないと言われる、唯一「テクタイト」を破砕できる銃の1挺だった。

機械化人を「永遠の命」たらしめているのが外装素材テクタイト。
宇宙連合も軌道管理局もテクタイトに有効な武器を固く禁じ、製造・所持を発見した場合、即時抹殺処分としている。

おかしい!?

なぜこんな銃を俺に渡す。
なぜ盗賊は俺を殺さなかった。
これはなにかの試験なのか?

強い作意を感じるが、メーテルを護衛する契約は履行しなげればならない。
銃と放射線除けの帽子・マントを受け取り、手漕ぎボートで川を上った。

しばらく川を上ると、これ見よがしに盗賊の棲み処があった。
そっと中を覗くとメーテルが縛り上げられている。
木偶の坊タイプG+Dollwig cute
(しまった! 契約が解除されちまう)

ん?

結び目がほどけかけている。
結び目
俺が来るのを見計らって、慌てて縛ったのだろう。

どう見ても自分で外せる。
・・・これはテストだと確信した。

きっと俺の様子も監視されているに違いない。
どう動くのが正解なんだ?

すぐに助けたのでは、既定路線すぎて面白くない。
木偶の坊タイプG+Dollwig cute
しばらく様子を覗うことにした。

盗賊たちは聞こえよがしに言う。
「こ、これからー、おまえをー、もてあそんでー、やるー」
(棒読みじゃねーか!)

「ぐへへー、楽しんでー、やるぞー」

複数の男たちがブラを外し、パンツを寄せてアソコをイジったり、網タイツを破いたりとやりたい放題。
木偶の坊タイプG
芝居は棒な割に、プレイはけっこうハードだった。

契約は無事終着駅に送り届けることだ。
生きてさえいれば、その間の「プレイ」は俺の範疇ではない。

メーテルは荒々しく胸を揉まれたり、アソコをベロベロ舐められている。

「ああん」
木偶の坊タイプG+Dollwig cute
(感じてやがる)

盗賊たちのプレイは更にエスカレートする。
びしょ濡れのメーテルのアソコに、棒切れを突き立てた。

ねじ込まれる棒切れ
木偶の坊タイプG+Dollwig cute
「ぐあああああっ!」

メーテルは悲痛な声をあげた。

(グイッ! グイッ!)
盗賊が棒切れを押し上げる。

すると、棒切れに薄く血が滲む。
木偶の坊タイプG
(あいつ、バージンだったのか)

どSキャラにはビビらされたが、実は芝居で、てんでウブだとわかった。
(この辺りにしておくか)

(バン!)
俺はドアを蹴飛ばしアジトに進入した。

「そこまでだ!」
盗賊たちは一瞬安堵の表情を見せる。

「この銃を見ろ! 逆らうと撃つぞ!」
コスモドラグーン
「わー、やめてくれー」
(茶番すぎる)

俺はメーテルの縄をほどき、服とメーテルを抱きかかえると舟に飛び乗った。
急いで舟を出すが、盗賊たちが追って来る気配はない。

意外にもメーテルの動揺は続いていた。
服を着せて、落ち着かせる。

駅前のホテルに戻り、あいみさんに銃を返そうとする。

「差し上げます。これからの旅に必要になるでしょー」
木偶の坊タイプG夏音
(だからこの三文芝居は何なんだ!?)

999に戻ってからもメーテルは塞いでいる。
木偶の坊タイプG+Dollwig cute
(あの茶番劇はメーテルも知っているはずなのに・・・)

途方に暮れているうちに、汽車は発車時刻を迎える。
劇場版999プラモデル
人知れず、キャストたちは一堂に会し、999を見送るのだった。

車掌「次の停車駅は、アイスグレイブ、アイスグレイブに停まります」
pluto
3/4へつづく
ホーム

(創作)銀シ可鉄道999(3/4)

Chapter3 Pluto

汽車は2つ目の停車駅アイスグレイブのある冥王星に近づく。
pluto

あれからメーテルが発したのは一言だけだった。
木偶の坊座りG + Dollwig cute
「わたし、初めてだから・・・」

あのことがショックなのだろうと推察し、静かに見守っていた。

200年前、メガロポリスは安楽死の制定と同時に、クローンを合法化した。
人口減少と、自然交配による種の劣化を防ぐためだった。

クローンの形態は主に3つ。
無垢の状態から成長させるNEW、10歳まで培養させて脳に記憶を書き込むPRINT、同様に10歳まで培養した体に脳を移植するCHANGE。

しかし生身の身体であるクローンは持って100年。
遺伝子
莫大な費用をかけてCHANGEしても、すぐに新しい身体が必要になる。

その100年後、人はクローン技術を捨て、人体の機械化を推進。
脳機能まで機械化可能だが、どこまで機械にするかは本人の自由。

やがて、永遠の命と目的に合う身体を手に入れた機械化人は、傍若無人に幅を利かせ始める。
それから100年、世界は完全に機械化人の天下となった。

もちろん、自然交配での出産も可能だが、遺伝子検査に合格しなければその権利は得られない。
俺は非合法の交配で産み落とされ、スラムに捨てられたらしい。

俺を拾った爺さんが、出生登録してくれたおかげで政府の保護を受けられたが、その爺さんも3年前に老衰で物故した。

メーテルからの誘いは、ちょうどよかったのかも知れない。
そんなことを考えている間に駅に着いた。
劇場版999プラモデル
メーテルは見たいものがあると言って汽車を降りる。
護衛の俺も、随行せざるを得ない。

この星での停車時間は、地球時間で6日と9時間17分。
寒い風景
太陽の光も届かず、大気もほとんどない星なので、生活はドームの中に限られた。

アイスグレイブは、機械化していらなくなった生身の身体を凍結保存する天然の貯蔵庫だ。
凍土
メーテルは美しい女性の身体を黙って見つめる。
この人が誰なのか聞ける空気ではなかった。

汽車に戻ると、メーテルは唐突に俺に抱き着いた。
木偶の坊座りG + Dollwig cute
「抱いて」

一瞬躊躇したが、女の喜びに酔うことで「あの」憂さが晴れるかも知れないと考え、寝台車へ向かった。

下着の趣味が以前より大人しくなっている。
木偶の坊座りG + Dollwig cute
これがあのドSメーテルかと驚く。

優しくキスをする。
木偶の坊座りG + Dollwig cute
暴言や暴力はない。

耳から首筋、胸へと丹念に愛撫する。
木偶の坊座りG + Dollwig cute

以前同様、舌でクリを転がした。
木偶の坊座りG + Dollwig cute

恍惚としてくる。
木偶の坊座りG + Dollwig cute
「あふん・・・」

クリを責め続けると、身を仰け反らせて昇天した。

「あうっ!」
木偶の坊座りG + Dollwig cute
繰り返しイかせ、アソコがビショビショになったところで指を挿し込む。

軽くGスポを刺激しただけで大量の潮を噴いた。

(ブシャーッ!)
木偶の坊座りG + Dollwig cute
(もっと気持ちよくさせてやる)

中を責め続け、乱れ切った頃合いで俺の蒸気機関車を出す。
「いくよ」

(ヌププ)
木偶の坊座りG + Dollwig cute
「ああぁ・・・」

(入った)
念願だったこの美しいボディを征服したことよりも、この子を喜ばすことを考えていた。
いいところを探してピストンを繰り返す。

(シュッ! シュッ!)
木偶の坊座りG + Dollwig cute
「あっ! あっ!」

初体験なのに、意外と奥がいいようだ。

「ここか」
俺は彼女の深いところを激しく突いた。
(ズコン! ズコン! ズコン!)

「ああっ! いいっ! イっちゃう!」
木偶の坊座りG + Dollwig cute
(よし! イけ!)

一段と激しく突く俺。
(ガコン! ガコン! ガコン!)

「イっくううううううううううう! あうっ!!」
木偶の坊座りG + Dollwig cute
身を仰け反らせて硬直したかと思うと、ビクンビクンと大きく痙攣を繰り返す。

「うっ!」
(ずぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅ!)
俺も幸せのスチームを彼女の中にぶちまけた。

彼女は失神してしまったようだ。

しばらくして、意識を取り戻す彼女。
木偶の坊座りG + Dollwig cute
「わたしはクローンなの」

メーテルが自分について語り始める。
「氷の下に眠る女性が、オリジナルメーテルの身体・・・」

オリジナルメーテルの脳は、別の場所で機能しており、大量に作られる様々な美女クローンに、彼女の情報をプリントしているのだと言う。

無垢な状態に他人の情報を書き込んでも、クローン母体本来の資質や性格が現れる。
オリジナルメーテルにはなんでもないことでも、初めて旅する「この子」は、「メーテルの任務」に拒絶反応を示したと言うわけだ。

発車時刻になった。
劇場版999プラモデル
999は冥王星を出発し、アンドロメダへの軌道を進む。

彼女の旅の目的はわからないが、護衛を引き受けた以上、メンタル面も守ってやらなくてはと思う。
これを機に、俺とメーテルは定期的に逢瀬を重ね、次第に絆を深めて行くのだった。

車掌「次の停車駅は、トレーダー、トレーダーに停まります」
ganymede

4/4へつづく
ホーム

(創作)銀シ可鉄道999(4/4)

Last Chapter:Heavy Melder and...

メガロポリスを出て1年
999は中間地点に位置する惑星ヘビーメルダーにある巨大ターミナル駅、トレーダーに近付く。
ganymede
恒星系に属さない闇の星だが、地熱エネルギーで潤っている。

ゆっくり降下する999。
劇場版999プラモデル
複数の分岐点を掻い潜り、999は1本のレールに降りる。
分岐点
この星での停車時間は、地球時間で7日と24分だ。

メーテルとは良好な関係が続いている。

プリントされたメーテルの性格と、「この子」本来の性格。
その2つが混在するこの身体と、俺は上手く付き合っていた。
メーテルは自分を「あたし」と呼び、この子は自分を「わたし」と呼んだので、どちらの性格が表に出ているか察することができたのだ。

トレーダーに着くと、メーテルはホテルで休むと言う。
木偶の坊立ちタイプG + Dollwig cute
ホテルなら安心とばかりに、俺は街へ繰り出した。

母星を離れ、宇宙を旅する変わり者の多くは、アメリカ開拓史のスタイルを好むのか、あるいは、すぐ手に入る物資で街を作るから、開拓時代に似通った佇まいになるのか、999の停車駅は西部劇に出てきそうな街並みが多かった。
西部の夜
ターミナル駅だけあって、ここはその特徴も顕著だ。

この街には、宇宙的ヒットを飛ばしているシンガー「リューズ」が歌うライブハウスがある。
俺もメガロポリスのスラム街でよく聴いていた。
999が到着した日にライブをやると聞いていたので、心躍らせながら向かう。

ライブは大いに盛り上がった。
ライブハウス
生のリューズを堪能し、その感動冷めやらないままホテルに戻る。

部屋のドアを開けると、ギシギシ物音がしている。

慌てて中に入ると、見知らぬ中年男がメーテルを犯っていた。
木偶の坊立ちタイプG + Dollwig cute
「あっ! あっ!」

物音に気付いた男は、挿したままこちらを向く。
「もう戻ってきたのか」
俺に気付いても、男はメーテルを突き続けた。

(バコン! バコン!)
木偶の坊立ちタイプG + Dollwig cute
「ああっ! あうっ!」

メーテル(あの子)は、救いを求める目をしている。
木偶の坊立ちタイプG + Dollwig cute
俺は逆上した。

「メーテルから離れろおおおおおおおっ!」
咄嗟に構えたコスモガンをぶっ放す。

(バビューン!)
コスモドラグーン
男は生身の人間で、胸に大きな風穴を開けて吹っ飛んだ。

「メーテル!」
俺はメーテルを抱きしめた。

メーテルがどこかに連絡すると、1分もせずに遺体処理のロボットが到着した。
彼女が慣れた手つきで操作パネルを操ると、パネルに「ブレインメモリ」の文字が浮かぶ。
この男をメモリチップ化するつもりらしい。

死体処理が終わり、ロボットからメモリチップが出てくる。
それを受け取ったメーテルは、騒動になると困るからと999へ戻る。

車内でメーテルから事情を聞く。
木偶の坊立ちタイプG + Dollwig cute
あの男は「Dr.BAN」と言い、メーテルの父親だが、身体は別人のクローンだと言う。
(意識の上では父と娘だが、身体はどちらも他人の物と言うことか)

Dr.BANは機械化人社会の反対勢力で、このトレーダーを拠点に活動していた。
クローン母体の欲求を満たすために、定期的にやってくる「メーテル達」から適当に選んではその身体を抱く。
オリジナルメーテルもそれに同意していたと言う。
(あの子はわかっていても嫌だっただろうに・・・)

さらに、メーテルはこの旅の目的を語り始めた。
木偶の坊立ちタイプG + Dollwig cute
「999の終点アンドロメダ駅のある星は、あたしと同じ名前の惑星メーテル」

文字通り、オリジナルメーテルの脳を中枢としており、星のほぼすべてを機械化人パーツで構成する機械惑星だと言う。
星の構成パーツになれる人間を連れて来るのがクローンメーテルの役割で、ターゲットの好みにあった容姿のクローンをマッチングするから、成功率も高いそうだ。

俺はパーツ候補として、白羽の矢を立てられたわけだ。
「この子」が俺好みだったのも、最初から仕組まれたことだった。

「この子」は、無期限パスを返す必要はないから、ここで別れてもいいと言う。
しかし、別れなど考えられないほど、俺は彼女を愛してしまっていた。

それは、オリジナルメーテルの思惑通りなのかも知れない。
だとしても、それさえ気にならないほど、俺は彼女を愛おしく思う。
しゃくな気もするが、俺に迷いはなかった。

ただ、そうまでして機械化を推進するなら、なぜ機械化に反対するDr.BANをチップ化したのか。
その答えも教えてくれた。

オリジナルメーテルも機械化の是非について迷いがあり、Dr.BANを必要としていると言う。
「この子」が任務に耐えられなくなったのは、そう言う葛藤もあったのだろうと推察した。
オリジナルメーテルもまた、多くの人と同じように、悩みを抱える一人だったのだ。

あらためてメーテルは俺にどうするか聞いてきた。

俺は一つ条件を出す。
機械パーツになる代償として、「この子」も一緒にパーツ化してほしいと頼んだ。
もちろん「この子」も同意の上だ。
オリジナルメーテルは、快く了承してくれた。

その後、俺たちの旅は順調に進んで行く。


1年後

車掌「大変長らくのご乗車、お疲れさまでございました。次は終点アンドロメダ、アンドロメダでございます。どなたさまもお忘れ物ございませんよう、お気を付けください」

999は終着駅「アンドロメダ」のある、惑星メーテルに到着した。
劇場版999プラモデル

俺と彼女は予定通り機械化手術を受け、この星のパーツとして組み込まれる。
星の一部となった彼女からは、メーテルの記憶が相殺され、彼女本来の自我だけが残った。

俺たちは、不安のない世界で、いつも一緒にいられる。

彼女がイメージを送ってきた。
木偶の坊立ちタイプG + Dollwig cute
(ああ、ここが俺たちの終着駅なんだ)

この上ない幸福感に包まれていた。

時に、西暦2220年1月、星野鉄郎が999に乗る、わずか2年前のことである。

おわり
ホーム
view
  • 累計:

Author:あいあい
ブログ内検索